ひええええ〜!とんだことになったもんだ。Hさんに近隣の調査を依頼し、(そもそも契約までに依頼してたのに何もできてなかったじゃないか!)報告を待つぜ。
闘牛(ウシオーラシェー)
問題の牛舎では肉牛を飼っているのではなく(トン舎の牛舎は明らかに肉牛用の畜舎だった)、なんと「闘牛」用の牛を数頭飼っているという。なんでもうるまは古くから闘牛の盛んな場所なのだそうだ。最近では闘牛女子なる存在も!?
こちらに関しては、牛舎があると知った時には驚愕したけど、恐れていた規模の畜産用牛舎ではないようだぜ。
牛はいなかったぜ
いつ散歩から帰ってくるかはわからないから
いないとは断定できないな
いたとしてもたくさんは居ないと?
そのくらいの場所しかなかった
近所の人が以前は牛を見たって言ってたので、以前はいたんだぜ
まぁ行った時にちょうど散歩に出てたかもしれないし
いつ散歩から帰ってくるかはわからないから
いないとは断定できないな
なるほどな 悪臭や危険は小さいと思っても良いのかもだぜ
そもそも今、牛いないんじゃないかと思うし
そして今後飼わない感じもするよな
しゃーない。ここは、牛のことはモーよしとして進めるとしようぜ。切り換えていこうぜ!
闘鶏(タウチー)
鶏小屋の方では、食料としての鶏を育てたり、卵を産ませるための鶏を飼っているのではないという。そう「闘鶏」に使う軍鶏が2〜3羽居るんだってよ!?また闘うのか!どいつもこいつも!うちの奥様曰く、そんなことならむしろ平飼いの地鶏などがいて、我々もそれを手に入れたり関わったりできた方が良かったと。おっしゃる通りだぜ。
ネットで沖縄の闘鶏について調べてみると恐ろしい話がたくさん出てくる。闘った鶏の多くは再起不能となり、鶏主たちはその鶏たちを生死を問わず路上や人の畑、住居内に投げ捨てていくというんだ。また、闘鶏は違法ギャンブルとして行われることが多く、ヒートアップさせるためにサンドバッグ用の傷付けた鶏を用意したり、死ぬまでの時間を賭けの対象にしたりと非鶏道的な行為も行われているそうだ。どの情報が正しいかはわからないけれど、みんなに歓迎されているものではないと感じる。捨てられた鶏の保護活動をしている人のサイトがこちら。(閲覧注意)
子供の頃鷺谷のあたりで友達と遊んでいて、偶然見かけた土佐犬の「闘犬」大会を思い出して戦慄したぜ… 犬が血を流したり唇がちぎれたりする様を見てトラウマになったんだ。本当にどうぶつが傷付けられるのは勘弁なんだよ。まぁ美味しく食べるけど、それとこれとは別だろ。
傷ついた鶏や死んだ鶏を道や人家に捨てる人がいるそうじゃないか
わざとなぶり殺しにする人もいるって!
「子供がカブトムシを闘わせるようなもの」だそうだ!
だからそもそも問題だとか思わなかったってよ!
マジ地元じゃそんな感じでみんなやってるし!
そうそう、現地で撮ってくれた動画を見せてもらったぜ
鶏の声少し聞こえるが、これ何羽くらいいるんだぜ?
最初ガチ鶏舎だと思ったけど
結果鶏の数が少ないだろうことは朗報なんだが…
なんで飼い主に直接聞いてきたのに2でも3でもなくて2〜3?
半分に割れた鶏がいたり急に分裂したり封印されたりするのか?
動画は鶏の鳴き声をチェックするために撮ってもらったんだが、
午後4時頃ということだよな?
鶏小屋の土地側面や周りの土地の様子を見たい、とリクエストしたけど
鶏小屋は撮ってないのかい?
そ、そうか その情報が欲しいんだけどな
あと話戻るけど午後4時って鶏鳴かないんだぜ?
朝じゃないとどれくらいうるさいかわからないじゃん?
明日の朝撮ってくるぜ!
もう何もかも不安しかない対応だが、現場にいない身。任せるしかなく天に祈った。
翌日
鶏小屋からめっちゃ遠い…
鶏小屋に徐々ににじり寄る演出は何?
鶏小屋のそばで撮って欲しいんだけど…
バエる演出だろ〜?
そうだ、鶏小屋の映像は?
あと向かいの人から聞いたんだけど時々ドラム缶で何か焼いてて煙が気になるってよ!
ざっくりと書くとこんな感じだが、だいぶん参った。会話形式で面白おかしく書いたけどこれはオレが再構成したものだ。実際は時々「ここに動画を上げた!」と短文のメールが来てそれに電話して質問している感じ。情報がぶつ切りで関連性がなく、何が起こってるかわかんないんだぜ。ただ、こちらも理解しなくてはならないので、最終的にレポートをまとめてもらったんだ。とりあえず、それを受け取って納得する形にしたぜ。
Hさんから受けたメールで最長かつ一番クオリティの高かったものを貼っておく。
こんにちは。
鳥の件、現地行った際に、聞こえていると思っていました。大変ご心配おかけしてしまい、申し訳ございません。昨日、市役所(環境課、農政課など)、警察署、近隣の交番、近隣住民、隣地のお店へも伺いました。
私も、闘鶏について全然知識もイメージもなくネットで調べて驚きましたが役所など、まわって話を伺っても、闘牛も闘鶏もエイサーもこの地域の文化らしくそんなに大きなトラブルもないとのことでした。
また、捨て鳥については、農政課いきもの係へ話が聞けましたが無人島や、山奥などへは、犬や猫と一緒で捨てにくる人もいるそうですが住宅地など、人目がありところにはまずない、とのことでした。
近隣の真向いの住宅の方へも、聞き取りしましたが、特にうるさいこともなく、しいて言えば、時々ドラム缶で焼くけむりが気になる、とのことでした。
最後に隣地のお店は、奥さん(推定約75〜80歳くらい)へ伺ったところオーナー夫妻で経営しているそうで、昔ながらのカラオケスナックという感じでした。以前はフードもありましたが、旦那さんの体調不良により現在はドリンクだけで営業しているそうです。コロナで約1年営業できなかったこともあり、現在はなるべく開けるようにしているとのことでした。
さてどうしようか。わからないことはまだまだある。隣家の土地に大量の鶏の死骸が埋められてるかもしれないし、その隣の神社か祠を疑った場所は依然不明なまま。ヤキトリ疑惑もあるし牛は散歩中かもしれないし。
もうこれは、方針を変えていくしかあるまい!そうだ!お隣のパーラー(カラオケスナック)オーナー兼鶏主とは仲良くする方針でいくべきだ!困っていることがあれば手伝おうぞ。そしてパーラー前の道路で協力してドリンクやらかき氷やら売ったっていいじゃないか!アラエイティーの鶏主さんが今後も闘鶏をガッツリやっていくとは思えないんだよな。遠からず、鶏はいなくなる!いなくなる…はず!
ん?鶏主の息子が急に現れて鶏小屋の拡張をしたら?
…そこまでは知らんぜ。
最後にレポートにまとめてもらったものから抜粋
▲ 鶏小屋情報
▲ 牛舎情報
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