またまたトンでもないモノが!
気がつけば10月になっていた。トンナハビーチ補完計画に失敗したオレは、新たなる候補地探しを続けていたんだ。トンナハで学んだこと、その一つに海中道路の先の島で暮らすことは、学校の事情や本島との連絡が絶たれるリスクを考えると難しいということ。そこで候補地は 「1.うるま市の本島側海中道路付近」 「2.恩納村など西海岸リゾート近辺で安価なところ」 の2つに絞って再考することになったぜ。双方で5ヶ所ずつくらい目星をつけてみたが、その中にまたまた怪しくも魅力的な物件があったんだぜ。
この原稿を書いている2022年1月になってもまだ売れてはいないようだ。
1,000万円を超える価格だが、この広さを見てくれ! およそ500平米、なんと坪単価70,000円なんだぜ。これだけのスペースがあったら建物を建てない場所でもワークショップなどの色々な活動ができるはず! 夢が広がるよな。さらに隣接する土地も(接道してないため)もっともっと安い坪単価で売り出されていた。これらを併せてトンでもレジャー施設のようにすることだってできるんじゃないかい?
ただ、やっぱり気になる点もちらほら。
もしかしてだけど〜♪もしかしてだけど〜♪
アグー豚を飼ってる豚舎なんじゃないの?♫
家畜がいる場合は、店舗をやっていくことは無理だろうな。
2.の豚舎疑惑からこの物件は仮に「トン舎」と呼ばれることになった。前回の「トンナハ」のこともあって「トン」にちょっとハマってた時期だったからな。ただ、疑惑も杞憂に終わるかもしれない。どちらかというと希望的トン測を持ってオレの脳内「トン舎」計画は良い方に進んでいたぜ!(「トン舎」呼ばわりしときながら)
トン舎の真実
そしてそして、ワクワクと不安の両方の心持ちで仲介業者に問い合わせたんだ。まず取り寄せた土地の資料を見ると、思ってた範囲とちが〜う!想像以上に縦長のなんだここは!城下町の長屋か!状態だぜ。気になる点以前にここでつまづいてしまったぜ。
そして気になる点
では何なんですか?ほうほう、「牛舎」ですか!同じことや!!
え、今なら更に、反対側にも「牛舎」がついて来ます! 金利手数料はモウネット負担!ってどういうことや!!
というわけで、「トン舎」計画も敢えなく撃沈してしまったぜ。
ちなみに、11月に候補地視察をした折にこの土地も一応目で見て確認して来たんだ。写真を載せておくぜ。その日は雨で牛の声や匂いは全くわからなかったが、それ以上に周囲の原野っぷりや、出入りできる道路の細さも店舗には向いていないのを実感する結果になったぜ。
みんな、うまい話とかお得な話ってのは何か理由があるもんだぜ。もう一丁そういう話を次回しようかな。だぜ。