放浪の絵師 超獣★GIGA のことはみんな知ってるよな? なんとあのGIGAっちがいきなり沖縄に引っ越して超獣カフェ&ショップを開きたいって言うんだぜ。 こいつぁ大変だ! 早く止めないと取り返しのつかないことに!

夢のトンナハビーチ!

それは9月のことだった。いつものように「うちなーらいふ」で超獣★ランド候補地を探してたんだ!そしたら、広くてとんでもない場所に、1,000万円を切る物件を見つけたんだ!

興奮したぜ!

とまあ前回と同じ出だしだが、見つけたんだよ。夢の物件!
場所は宮城島のトンナハビーチ付近。この夏に超獣★GIGAのTシャツを着て撮影・投稿をした「伊計ビーチ」からもほど近く、きっとよく似たロケーションなんだと思うんだ。

今はネットの詳細情報は見られないのでうろ覚えだが、確か80坪以上あって1,000万以下だったはずなんだ。なんてったって憧れのビーチまで徒歩30秒!海好きのオレからしたら、単純に場所と価格だけで言えばこれ以上のものはあるの!?って感じだぜ。

波高き隣は何をする人ぞ

ところでビーチの管理ってどうなってるの?
そう、ビーチに近いからと言って、ビーチを自由に使えるわけではないわけで。

海水浴場として整備されている場所は、自治体か委託された民間業者か、あるいは海の家やマリンアクティビティやホテル経営をやってる会社などが運営しているはずなんだよな。どうやら候補地の北隣にビーチの管理事務所があって、ビーチへの出入りは(当然)有料なようなんだよ。調べてみるとここは、ライズという会社が運営している海水浴場。もちろんシーズンには飲食もできるようになっている。もし、候補地にお店をオープンできたとしても、うち(既に経営している気分)にお客さんを呼び込むには海の家と差別化したアイデアがないとダメだよな。

マリンスポーツもレストランも!

トンナハビーチ

海水浴場で営業(いわゆる海の家)を始めるには、海水浴場ごとにある組合に加入し、営業権を取得しなければならないぜ!さらに砂浜は国有地のため占有するには許可が必要だ!

ビーチを使用したい気持ちはもちろんあるけど、まぁオレが東京から乗り込んで行ってOKとはならんだろうな… 営業権を持っている人が手放さないと手に入らないような状況のようだし、砂浜の使用は新規参入者には難しいらしい。ビーチそのもので活動することはきっとムリなのだろう。

そしてお隣にはホテルがある。こちらは移住してきた人が経営しているようで、女性客をメインに宿のコンセプトやオーナーの発信が気に入った人が来るだろうな〜という印象だ。サスティナブルかつナチュラルで、オレも惹かれてしまうじゃないか!もちろんここでも食事ができる上、宿泊ができてしまうのだから、超獣★ランドにとっては厳しいことが多そうだ。

ゆっくり過ごすのに素敵だぜ!

かーふーやー宮城

他には青い屋根が四棟見えるだろう?こちらも調べてみたんだ!なんとここは海ぶどうの養殖場なんだそうだ!これはワクワクするよな!もしかしたら新鮮な海ぶどうを仕入れることができるかもしれないんだぜ。…なのにだ!養殖場には海ぶどうを使った料理をはじめ、きっと美味しいものたくさんだろうレストランもあるんだぜ。こいつぁヤバい匂いもプンプンしてきたよな。

おいしそうなパッケージの海ぶどう

波と風と

というわけで、三者三様のお隣さんたち。ここに挟まれた場所が売りに出されてるってどういうことだろう? コロナ禍で誰かが事業をやめた跡? ご近所さんたちのどこかが売りに出した? 近所付き合いがマズくて撤退した人がいる? 残念ながら調べてみても全然わからなかったぜ。

トンナハ補完計画

こうなったらオレ自らこの地を変えていくしかない!そういうことでオレは「トンナハ補完計画」を立案した。既に営業しているビーチ、ホテル、養殖場は、いずれもレストランを持っており、超獣★ランドが飲食店を始めるとライバル扱い、というかただの邪魔者になるだろう。この地の先輩方に喜んでもらえる関わりをせなばならぬ。

ビーチ
入場1人1回500円という価格は、家族4人で210日(沖縄の海シーズン)出入りしたら年間42万円に上る。あな恐ろしや。そのため人当たりのよい陽キャの超獣★ボーイを送り込み、ビーチ会社の人たちと仲良くなってもらおう!いずれボーイはビーチへのフリーパスを獲得するはず!(そうかなぁ…)ビーチでの飲食販売はどうしてもメニューが限られる。ちょっと長めにひと休み!というお客さんに、超獣★ランドを紹介してもらえるようボーイには頑張ってもらおう。また、ビーチのお店で我々が食材提供や接客をさせてもらえたら、これはいい相乗効果になるに違いない!そういう提案をしつつ、もし叶ったら当然ビーチにも無料で出入りできるという夢のような一石二鳥プランだ!(そんなにビーチに行きたいんか…)

これでビーチ対策はバッチリやな!

ホテル
ここに宿泊した人は、ビーチで遊んだり、リトリートをしたり、ジャグジーバスで非日常の体験をしたりと、ココロもカラダもガス抜きをするに違いないぜ!そうして豊かな体験をしてもらったら、俗っぽいことが懐かしくなる頃合いも来よう!ほら、海外から帰ってきたら味噌汁や白飯が欲しくなるじゃないか。そんな時、役に立つのが一見おしゃれ風の俗スポット、超獣★ランドなんだぜ。ランドのお客さんにもホテルを紹介しながら、次回滞在の際のお誘いをしたり、オフシーズンのご来訪を促すのもいいんじゃないかい?

ホテル対策も完璧じゃないか!

海ぶどう養殖場
ここは先に挙げた通り、海ぶどうを食材として売ってもらうんだぜ。そして美味しい海ぶどうを使ったメニューを用意して、お客さんに提供しよう。海ぶどうが笑顔を運んでいるのを見た養殖場の方々は、きっと超獣★ランドを仲間として迎え入れてくれるだろう。そうでなくとも、こちらが仕入れをしているのであれば悪意は持たれまい。さらには、養殖場はかなりオシャレな発信やグッズ作りを行っている模様。我々にサポートできることがあれば、一気に距離が縮まるかもしれない!(既にオシャレってことは誰かがやってんだけどな…)

これで海ぶどうを生かしたプランもバッチリだぜ!

ふむ、一時はどうなることかと思ったがこれで万全だな!そうとわかれば早めに手を打とうじゃないか!早速この土地を購入…

ない!

というわけで、トンナハビーチ補完計画は夢と消えたのだ…

 

実は他にも色々検討事項があったので、これはこれでOKなのだ。

・海中道路の先の小さな島で近くの集落には小中学校がない
・学校に行くためには平安座地区まで通うことになる
・あるいは平安座地区や本島に住居を構えランドに通いになる
・台風や大雨の時は本島と往来できなくなる
・島外に出ていたら戻れずもちろん仕入なども不可能
・当然お客さんも島へ来られない
・他に目ぼしいスポットがなく海水浴シーズン以外の集客が困難

ビーチそばのロケーションは最高だったけど、生活や運営には非常に厳しい面も多いトンナハだったぜ!ちなみに「ナハ(那覇)」という言葉はみんな聞いたことがあると思うけど、これは「港」の意味らしい。じゃあ「トン」は? これが全然わからないんだぜ。「トン」の字を見るたびにオレの頭の中にはブタさんが浮かぶんだ。

さて、気を取り直して次だ次!

こんなかんじ

 

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